【2021年】おすすめの歴史マンガ｜絶対読んでほしい！【14選】

勉強にも役立つ漫画！？
楽しくてどんどん読み進めたくなる、読むのが止められなくなる、そんな歴史を背景としたマンガたちを紹介していきます。

中国史　～キングダムだけじゃない～

蒼天航路（完結済み）

題材は三国時代
原作・原案：李學仁、作画：王欣太

三国志の題材では珍しく、魏国の曹操が主人公の物語。
極悪非道なイメージで描かれることの多い曹操ですが、本作では漢（中国）の思想そのものに挑む傑物としてカッコよく描かれています。
曹操以外も、呂布、関羽、郭嘉、張遼、孫権などなど、一人ひとりが魅力的でとにかくシブくてカッコいい！！
劉備視点の三国志が多い中、違った視線で描かれる物語に三国志ファンも引き込まれること間違いなし。
ただ、マンガでありながら難しい表現や思想が描かれ、一度読んだだけでは理解が追いつかないかも！？
なので何度も読み返すことができる、しかし何度読んでも飽きない、そんなマンガとなっています。

臏～孫氏異伝～（完結済み）

題材は戦国時代（春秋時代の後）
作者：星野 浩字

有名な孫氏の一人、孫臏（ソンピン・ソンビン）の物語。
（孫氏は孫武と孫臏の両方を指します）
戦国時代の斉国（威王）に仕えた孫臏と田忌が、匈奴の単于に寡兵で立ち向かいます。
敗戦が必然な状況の中、孫氏の兵法を駆使して次々と戦況を打開していきます。
孫臏の戦いのメインは、魏国の龐涓（キングダムの龐煖ではないよ）との馬陵の戦いですが、そこまでは描かれていません。
また、孫臏の弟子？として、後の時代に活躍する蘇秦（魏国）や張儀（秦国）、淳于髠（斉国）も、活躍を示唆する形で登場してきます。

達人伝-9万里を風に乗り-（連載中）

題材は戦国時代（春秋時代の後）
作者：王欣太

キングダムより少し前の時代からの物語。
主人公は壮士の孫、壮丹。
大国の秦に立ち向かうため、中国の達人たちを集めて戦いに臨んでいきます。
キングダムとも時代がオーバーラップしているため、キングダムでおなじみの嬴政や王騎、楊端和、呂不韋、龐煖、李牧なども若かりし頃から描かれていますし、それより少し前に活躍した白起なども描かれています。
ただ、キングダムのイメージとは全く違う視点で描かれているため、キングダムLoveの人にはちょっと衝撃かも！？
蒼天航路同様に難しめの表現が多いため、何度も見返す必要ありです。

キングダム（連載中）

題材は戦国時代（春秋時代の後）
作者：原泰久

言わずと知れた超大作。
秦国の信（後の李信）と嬴政（後の始皇帝）を中心に、秦国が中華統一を目指す物語。
様々な戦場で、信が功績を上げて大将軍となっていく姿が描かれています。
完結までにどこまでが描かれるのか、今後も楽しみな作品です。

日本史　～やっぱり自分の国～

バガボンド（連載中）

題材は安土桃山
作者：井上雄彦

宮本武蔵の出生からを描く物語。
佐々木小次郎や宝蔵院 胤栄など、さまざまな武芸者との出会い、戦いを通して剣士として自立していく姿を描かれています。

ハーン-草と鉄と羊-（連載中）

題材は鎌倉時代（モンゴル）
作者：

舞台はモンゴルなので日本史とは違いますが・・・
チンギス・ハーン＝源義経 説を描く物語。
狭い日本から広大なユーラシア大陸に舞台を移した義経が、持ち前の知性と身体能力を持って、チンギス・ハーンになっていきます。
広大な大地での遊牧民としての暮らし、強敵との駆け引きなど、胸が躍るストーリー展開となっています。

ちるらん-新選組鎮魂曲-（連載中）

題材は江戸時代末期
作者：梅村真也

新選組の真実を、新選組の生き残りから語り聞く、といった物語構成。
土方歳三を中心に、近藤勇や沖田総司などがヤンキー漫画チックに描かれていきます。

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-

題材は明治時代
作者：和月伸宏

言わずもがなの有名ジャンプ漫画。
幕末の剣客 人斬り抜刀斎が、明治時代で不殺を信条に国家転覆を目論む志々雄真との戦いに身を投じていきます。
また、現在は続編の北海道編が連載中です。
実際に北海道であった事件をなぞって物語が展開されています。
こちらもどういったストーリーを辿るのか、楽しみな作品です。

西洋史　～馴染みが少ない！？～

イサック（連載中）

題材は17世紀ローマの三十年戦争（江戸時代）
原作：真刈信二、作画：DOUBLE-S

ローマで火縄銃の鍛冶 猪佐久（イサック）が傭兵として戦いに身を投じていく物語。
イサックは鍛冶であり、凄腕の狙撃手であり、はるか遠くの馬に乗って走る敵すら撃ち落とす技量があります。
ローマを描きながら活躍するのは日本人という、一風変わったストーリー展開で、引き込まれること間違いなしです。

憂国のモリアーティ（連載中）

題材は19世紀大英帝国
構成：竹内良輔、マンガ：三好輝（原作：コナン・ドイル）

歴史とは少し違いますが・・・
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、シャーロック・ホームズの宿敵 モリアーティ教授を主人公として物語が展開していきます。
大英帝国の階級制度を憎悪し、それを壊すため、市民が抱える憎悪を焚き付けて事件を引き起こしていきます。
それを追うシャーロック・ホームズの、天才 vs 天才に胸が踊ること間違いなし！

ヘウレーカ（完結済み）

題材は古代ローマ時代
作者：岩明均

ローマ vs カルタゴの第二次ポエニ戦争の時代、ハンニバル・バルカやスピキオ・アフリカヌスが活躍する時代の物語。
シチリア島のシラクサを舞台に、天才 アルキメデスが開発した兵器が大活躍します。

イレギュラー　～異世界転生！？～

ドリフターズ（連載中）

作者：平野耕太
様々な国の、様々な時代の英雄、偉人が異世界に転生した後の物語。
世界を滅亡させたい廃棄物（エンズ）と、それを阻止しようとする漂流者（ドリフターズ）が大戦を繰り広げます。
転生した世界にはエルフやドワーフ、ドラゴンなどが存在しており、それらを従えて戦が繰り広げられます。
ドリフターズには主人公の島津豊久、織田信長、那須与一や安倍晴明、ハンニバル・バルカ、スキピオ・アフリカヌス、サン・ジェルマン（作中ではサン・ジェルミ）などなど、超有名な軍略家や武将。エンズには黒王（正体はまだ不明）、土方歳三、ジャンヌ・ダルク、ラスプーチン、明智光秀などなど、曲者ぞろいの胸熱展開です。
ただし、連載がめっちゃゆっくりなので、先が気になってもなかなか読めません、気長に待ちましょう！

終末のワルキューレ（連載中）

原作：梅村真也、構成：フクイタクミ

人類の存続をかけて、神vs人の最終闘争（ラグナロク）を描きます。
神と人が1対1で戦い、全13戦の13神vs13人というルールになっています。
神代表には全知全能のゼウス、破壊神シヴァ、釈迦、北欧最強神トールなど、まさにオールスター、人代表には、呂布、雷電など最強と言われた偉人や、人類の始祖アダム以外にも、ジャック・ザ・リッパーや始皇帝、ニコラ・テスラなど異色な偉人たちが選出されており、今後の展開から目が離せません！

リィンカーネーションの花弁（連載中）

作者：小西幹久

歴史上の人物が直接活躍するお話ではありませんが・・・
自らの首を切ることで、前世の歴史上の偉人たちの力を得ることから始まる物語。
そんな偉人たちの力を利用して世界征服を目論む偉人の社にはニコラ・テスラやユーリ・ガガーリン、ナイチンゲールなど、それに対抗する主人公は石川五右衛門（他の偉人の能力を奪って使用する）や宮本武蔵、ジョン・フォン・ノイマン、柳生十兵衛、アインシュタインなど、それ以外にも項羽やレオナルド・ダ・ヴィンチ、ヒトラー、ファーブル、シュレディンガーなどなど、数え切れない偉人たちが、その功績に擬えた能力を駆使して戦っていきます。
出てくる偉人たちを調べているだけで楽しくなってくる、そんな作品です！