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クロスバイクで100kmは走れるのか?(実体験より)

クロスバイクで100km

まずは結論

クロスバイクで100kmは走れます!

購入してスグにという訳にはいきませんが、しっかり準備を整えれば100kmは決してムリな距離ではありません。

クロスバイクはスポーツバイク

クロスバイクを購入するとロングライドに興味が出てきませんか?
すると一つの目標として100km走行してみたいと思ってみたり…
スポーツバイクのクロスバイクならママチャリと比べて早く、楽に走行ができます。
(ロードバイクと比べるとスピードは劣りますが…)

ママチャリでは厳しい距離でもスポーツバイクなら到達することができちゃいます。

100km走破するためには事前準備が最重要

100kmという大台に挑戦するためには事前準備が最重要です。
準備もなしに挑戦すると痛い目みますので、どんな準備が必要か確認しておきましょう

高低差の少ない道を探す

登り坂では一気に体力を奪われます。
坂道が多ければ多いほど体力を奪われ100kmが遠のきます。

山方面のルートを選択することは避けたいですね。
海沿いや市街地を中心としたルート取りを心がけたいところです。

Google Mapで経路検索をすると高低差も表示されますので、それを参考にしましょう。

暗峠

目的地を決める

弁天島とクロスバイク

高低差のない方面(ルート)がわかったら、その方面にある目的地を決めましょう。

ただ100km自転車を漕ぐだけだとモチベーションの維持が大変です。

この景色を見てみたい!このお店に行ってみたい!
せっかくの遠出、楽しんで行きましょう!

私であれば、ここの和菓子屋さん行きたい!海鮮が食べたい!が主な原動力ですw

休憩場所をピックアップする

もっくる新城

目的地(片道50kmくらい)を決めたら、次は目的地までの間の休憩場所を探します。

コンビニがあれば問題はないですが、サイクリングルートでは結構な距離コンビニが無いこともしばしば。
コンビニがあるか、道の駅はあるかなど、調べておきましょう。
ドラッグストアもなんでも揃う便利スポットですよ。

足湯とかあると嬉しいですね。

もっくる新城の足湯

ロングライド用のアイテムと準備

ロングライドをするときに揃えておきたいアイテムを紹介します。
紹介するもの以外にもあったら便利な道具もありますが、まずは最低限のアイテムのみ紹介です。

ボトルホルダー

いつでも水分補給ができるように、クロスバイクにボトルホルダーを取り付けておきましょう。

コンビニも自販機もない道って結構あります。
川沿いのルート、山道、林道・・・
ボトルホルダーがあれば、いつでも水分補給ができますね。

ボトルホルダーの取り付けはドライバーがあれば簡単にできるのでご心配なく。

サイクルグローブ

ロングライドは手のひら、腕にかなりの負担がかかります。
脚はまだまだ元気だけど、腕が痛くて自転車に乗れないなんてこともあります。

手のひら側にクッションの入った自転車用のグローブは必須アイテムです。

サングラス

直射日光から眼を保護するだけでなく、飛び石などから眼を保護することもできます。

偏光サングラスであれば、日中の日差しが強い時間でも路面状態をハッキリと捉えることができるので、ライド中の安心感が格段にアップしますよ。

充電用品・モバイルバッテリー

ロングライドでは地図を見ることもしばしば。

サイコン(サイクルコンピュータ)がない場合に、スマホアプリで距離や時間を計測することもあるかと思います。

知らない土地のお店も調べたいし、道を間違えるかもしれない、怪我をしてタクシーや救急車を呼ばなければいけないなどなど、スマホは命綱です。
ただ、ロングライドは6時間~かかるのでスマホのバッテリーが心配になります。

最近は喫茶店やマックなどでも充電できるので、休憩がてらのスマホ充電もいいでしょう。
なので最低限、充電用のコードは持っていきましょう。

荷物は少なめに

たくさん荷物を持っていくとそれだけ重くなり、ライドがしんどくなります。
リュックを背負ってのライドもできますが、荷物が多いと肩に食い込んで痛くなってしまうことも。

サイクルジャージをもっているのであれば、サイクルジャージのポケットに収まる程度の荷物が目安です。

普段からクロスバイクに乗っておく

普段から10km程度(30分程度)のライドをして、クロスバイクに慣れておきましょう。
クロスバイクを買ったから100km走ってみよう!は無謀です。

10-50kmのポタリングから始めて、慣れたところでいざ100kmへの挑戦が現実的です。

100kmロングライドの当日に気をつけること

コースを決めて、準備ができたらいざロングライドです。
次は、ロングライド当日に気をつけることを確認していきましょう。

タイヤの空気圧確認

タイヤの空気圧が低いと、ペダルが重くなり体力が奪われます。
出発前に空気圧を調整しておきましょう。

タイヤの適正空気圧はタイヤの側面に書かれていることが多いですので、確認してみてください。

持ち物チェック

出発前に持ち物チェックは忘れずに!

スマホ
保険証
財布(スマホ決済で済ませるなら不要)
スマホ充電用コードとモバイルバッテリー

朝ごはんを食べる

自転車って結構なカロリーを消費します。
100kmライドだと1500-2500kcal程度の消費です。

ダイエットしたいから朝ごはん抜きで~、では100km走りきれません。
しっかりと朝ごはんを食べ、エネルギー補給を怠らないように。

ちょっと早起きして、ライド前の喫茶店モーニングも良きですよ。
私はドトールのモーニングか朝マックが定番になってます!

こまめに栄養補給

前述の通り、ロングライドでは大量のカロリーを消費します。
しかし、運動しながら大量にご飯を食べるのは厳しい・・・

なので、こまめにコンビニやお店に立ち寄ってカロリーを摂取しましょう。

inゼリーみたいな流動食もいいですし、羊羹のようなエネルギーになりやすいもの、夏場はソフトクリームとかもオススメ!

常に水分補給

ライド中は大量の汗もかきます。
普段以上に水分補給を気にかけて、脱水状態を回避してください。

ボトルホルダーに入れた水分で、信号待ちなどマメに水分摂取しましょう!

日焼け対策

長時間、太陽の光に晒されます。
日焼け止めやUVカット素材の服などで日焼け対策をしましょう。
サングラスも忘れずに!

わたしは、上下の長袖インナーと冷感のフェイスカバーを着用しています。

交通ルールチェック

自転車は軽車両です。
しっかりルールを守って安全に公道を運転しましょう。

原則は車道を左側通行です。
複数車線の道は一番左の車線を走行します。
交差点の右折は二段階右折になります。

ルールを守って楽しいライドにしましょう!

引き返す勇気

その日の天候や体調、さまざまな要因で100kmが厳しく感じることがあります。

そんなときは無理せず引き返す(あきらめる)勇気も大切です。

一度失敗しても、次の挑戦への練習だったと割り切っちゃいましょう!

まとめ

事前の準備

高低差の少ない道を選ぶ
目的地を決める
休憩場所をピックアップする

必要な装備・準備

ボトルホルダー
サイクルグルーブ
サングラス
充電用品。モバイルバッテリー
荷物は最小限に
常日頃からクロスバイクに乗る

ライド時の注意

タイヤの空気圧確認
朝ごはんを食べる
こまめな栄養補給
常に水分補給
日焼け対策
交通ルールを守る
引き返す勇気

クロスバイクで100kmは決してムリな距離ではありません。

しっかり準備をして楽しいロングライドを!