この記事ではロードバイクとクロスバイクの違いについて説明していきます。
これからスポーツバイクの購入を考えている方でロードバイクにしようか、クロスバイクにしようか悩んでいる方はぜひ一読ください!
筆者はロードバイクとクロスバイクの両方を持っていて、目的に応じて乗り分けています。
結論|目的に合わせて選ぼう!
ロードバイクか?クロスバイクか?それを決めるのは、ズバリ目的次第です!
スポーツバイクに分類されるロードバイクとクロスバイクですが、そもそも得意分野が違います。
スポーツバイクを買って何をしたいのか?まずはそこを明確にしましょう。
ロードバイク向きの楽しみ方
ロードバイクが向いているのはこんな人
- ロングライド(50km以上)を快適に楽しみたい
- ハイスピードで爽快感を楽しみたい
- グループライドを楽しみたい
- 輪行したい(自転車を持って電車や車で移動すること)
クロスバイク向きの楽しみ方
クロスバイクが向いているのはこんな人
- 街乗り(シティサイクル)で買い物やカフェ巡りしたい
- 家族やカップルでサイクリングしたい
- ロングライドは予定していない
ロードバイクの特徴
まずはロードバイクの特徴について見ていきましょう!
ドロップハンドルで姿勢を変えやすい
ロードバイクの特徴といえば、何と言ってもドロップハンドルですよね
ドロップハンドルでは様々な持ち方をすることができるので、ライド中に様々なポジション(姿勢)を取ることができます。
基本姿勢はブラケット(角みたいなとこ)を持った姿勢ですが、下ハン(ハンドルの下側)を持って低い姿勢を取ったり、根本を持って上体を起こした姿勢を取ることができます。
いろんな姿勢を取れる=ロングライドで疲れにくい、ということです。
前傾姿勢で風の抵抗を受けにくい
ロードバイクとクロスバイクでは、そもそもジオメトリ(フレームの寸法)に違いがあります
ロードバイクは基本的に上体を倒す(前屈み)姿勢が基本なのに対し、クロスバイクは上体を起こした姿勢が基本になります。
上体を起こしている方が体勢としては楽ではありますが、風の抵抗をモロに受けてしまうため、前屈みになりやすいロードバイクの方が風の抵抗が少なく速く走ることができます。
また、風の抵抗を受けにくい=スピードを出しやすい、ということですので、一緒にライドする方がロードバイクの場合、クロスバイクでは付いていくのが苦しくなります
輪行用グッズが揃っている
世にある輪行袋の多くはロードバイク用です。
クロスバイクはロードバイクに比べてハンドルの幅が広くなり、輪行袋に収まらない場合があります。
ロードバイクが輪行に向いているというより、クロスバイクで輪行することはあまり想定されていないという感じ。
実際YouTubeなどで輪行の方法を調べても、出てくるのはロードバイクの方法ばかりです。
電車に乗って輪行するならロードバイクが最適ですね!
私が使っている輪行袋はこちら↓
クロスバイクの特徴
では、続いてクロスバイクの特徴を見ていきましょう!
カスタムがしやすい
クロスバイクにハンドル前のカゴや、サドル後ろの荷台、泥除け、キックスタンドなど、様々なパーツを付けることができます
カゴや荷台があれば買い物でも活躍してくれますよね
雨上がりの道は泥除けが無いと、背中が泥だらけになってしまいます…
スタンドがついていないと、スーパーやコンビニの駐輪場に自転車を止めるのも一苦労です
クロスバイクでは、カスタムすることでこれらの問題を解決してくれます
ちょっとコンビニまで…こんな使い方にはロードバイクよりクロスバイクですね
上体を起こしてライドできる
ロードバイクの特徴でも触れましたが、クロスバイクの方が上体を起こした姿勢でライドすることになります。
上体を起こしているので、前を見やすく、首周りが疲れにくいという特徴があります。
(ロードバイクは顎を上げないと前が見にくい)
車や人通りが多い街中のサイクリングや、のんびり景色を楽しみたい場合にはクロスバイクが向いていますね。
ただし、上体を起こした姿勢が続くことになるので、必然的にお尻に体重がかかります。
そのため、長時間のライドではお尻へのダメージが必至ですw
クロスバイクで100kmも走れなくはないけど、50kmまでにしておいたほうがいいというのが実体験からの結論です!
まとめ
ということで、スポーツバイクでロードバイクとクロスバイク、どちらにするか悩んでいる方向けに、それぞれの特徴を解説してきました!
なぜスポーツバイクが欲しいのか?を考えてみて、自分に合った自転車を選んでくださいね!
ちなみに、筆者はロードバイクとクロスバイクの両方を持っています。
(クロスバイクを先に買って、後からロードバイクを買いました)
ロードバイクは、ロングライド、晴天時の通勤用として使っています。
→ フラットペダル(スニーカーで乗れるやつ)兼SPDビンディングペダルを装備しています
クロスバイクは近場の買い物や、雨天時の通勤用として活躍してくれています。
→ フラットペダル